産後の尾てい骨痛
<患者> 30代前半 女性
<主訴> 産後の尾てい骨痛
<所見> 3人目の子供を産んで1ヶ月経った頃あたりから、
椅子に座ると痛みがあり、
ひどい時は歩けないくらい痛みがあった。
現在、その頃に比べると症状は半分以下にはなったものの、
座る時や寝返りをうつ時に痛みが出るために
なんとかならないかと来院。
なぜ、産後に尾てい骨に痛みがでるのでしょうか?
女性の体は出産の際に、胎児が通りやすくなるように
ホルモンの影響で骨盤周辺の筋肉や靭帯にゆるみを作ります。
このゆるみにより、産道が広がる。
しかし、出産は骨盤のゆるみ以上の負荷がかかり、
骨盤周辺の筋肉や靭帯へ影響を出してしまう。
その結果の1つとして産後の尾てい骨痛が起きてしまう。
この患者さんの場合、
骨盤全面にある恥骨結合部分にズレが生じ、
その結果、骨盤後面の尾てい骨の部分に痛みが生じていたため、
エクササイズにより骨盤の調整を行った。
エクササイズと言っても
ほんの少し運動を行うだけなのですが・・。
その結果、椅子に座るだけで痛みがあったのが
全く気にならなくなっており、
これで気にせず床に座って授乳が出来るとの
お喜びの声を頂きました。
妊娠・産後ケア等
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