サンパーソナルタイムズ Vol.49「アメリカで受けたセミナーの話③」

はい、こんにちは。
山内です。

番外編で、アメリカで何を勉強してきたか、という話をしているのですが、今回は「首」についてです。

前回は「歯」や「目」のことで話をしました。
今回は「首」のことについてですね。

首の話をすると、いろんな理論やいろんな考え方がでてくるんですが、僕がこのPRIに出会ってずっと勉強してて、今回首のプログラムについて勉強してきたんですが、大前提として、首はきちんと動かないといけないよ、ということが一番大事です。

首が動かないということは、首が動ける状態にない、体がそもそも首を動かすポジションにないとか、ちゃんと立ててない、機能が伝達していないということですね。

何よりも体というのはポジションが大事で、人間の体というのは基本的に僕等が考えるのは、PRIもそうなんですが、左右の構造は非対称です。

ただ、機能としては対称的に必ず動いてほしい、というのが理想的なんですが、その中で、首はきちんと動くべきなんですね。

首のポジションが悪ければ動きにくくなる。
ただ首が動きにくくなるのにも、全て原因があります。

動かない首を急激に無理やり動かすというのは、人間の姿勢制御が働いている中で、首が動かないようにされているので、無理やり動かせば良くなるかというのは、僕の考えとしては、首が動ける状態に持っていくことが一番理想的なんですね。

だから、動かない首を無理やり動かして、動きやすくなりましたね、となっても、これは何らかの代償を潰してしまっている影響なので、常に首が動ける状態を体として維持することが大事です。

ですので、患者さんにはまた細かいすることも多いんですけど、大前提として、今回アメリカでも言っていましたが、首は動けなきゃいけない。

姿勢の制御によって止められている首を無理やり動かすのではなくて、首が動ける状態を作りましょう、というのが首に対して勉強の中で一番大事なキーワードでした。

結構首が痛い、腰が痛い、いろいろな影響がある中で、本当に首が動いていない人は実際にすごく多いです。

今一度、自分の首を見たときに、上を向いたときに痛いとか、横を向くと引っかかるなぁ、という人は、本来の首があるべきポジションにおそらく無いのではないでしょうか。

また首のお悩みがあれば、直接聞いていただければと思います。

ということで、「首は動かなければいけない」。
これが一番大事ですね。

サンパーソナルタイムズ Vol.47「アメリカで受けたセミナーの話①」

サンパーソナルタイムズ Vol.48「アメリカで受けたセミナーの話②」

サンパーソナルタイムズ Vol.49「アメリカで受けたセミナーの話③」

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