サンパーソナルタイムズ

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首・肩・腕・背中の疲れ症例報告

2014年
12月25日

肩の痛み

<患者> 50代 女性

<主訴> 肩の痛み

<所見> 肩の動作時痛と可動域の制限が見られ、整形外科に
     受診され五十肩と診断されたとの事。
     実際検査を行ったところ、特に五十肩と言われるような
     症状は診られなかった。
     自動運動時(自分で動かす)に少し痛みが出ており、
     他動運動時(他人に動かされる)には特に痛みが
     出ていなかった。
     
     呼吸が非常に浅く肋骨と横隔膜の動きが小さい為
     肩をすくめるような動きが顕著に見られた。
     その為、肩周りの筋肉の動きが制限され肩甲骨と上腕骨の
     動きの連動がうまく機能しにくくなっていた。

<施術> 今回は手技と運動療法にての施術を行う。
     上記のような所見が見られたので、まずは呼吸の改善から。
     やはり呼吸は人間の動作において関係性が高い。
     肋骨・横隔膜・骨盤底筋群・腹筋群の作動により腹腔内圧が
     高まり、体幹の安定性を獲得し動作に反映させる。
     呼吸の改善により、肩周囲の筋肉の動きを邪魔する因子が
     軽減する。
     その後、痛みをかばう動作が癖づいているのでその意識改善。
     他動運動から自動運動へ移行していき正しい筋肉・関節の
     使い方を意識的に行う。
     左右対称的な動きを行う事により、平衡がとれてくる。
     その結果、少し違和感は残るものの痛みがほぼ消失。
     しかし、癖づいた動きはすぐに解除されないので使い方が
     悪くなると再発しやすくなる。
     その為、ホームエクササイズを指導し正しい動きへの改善を
     促す。また、インナーの筋肉とアウターの筋肉の連動が必須に
     なるので、それは今後の課題になってきます。

     
     何でもかんでも、肩の痛みが五十肩と一般的にいわれるものでは
     ありません。放っとけば治ると思う方が多いようです。
     痛みを生じてから悪い状態の期間が長引くと、正常な動きが
     損なわれるため改善までに少し時間が必要になることが多いです。

     治療が必要か必要でないかの判断は難しい所ですが、早めの評価が
     大切だと思います。

                       肩こり・腰痛・関節痛等
                    箕面 サンパーソナル治療院
                       お気軽にご相談ください。
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婦人科系の症状症例報告足と腰の疲れ

2014年
12月20日

冷えからくる腰痛 No.2

<患者>      50代    女性

<主訴>      腰痛

<所見>      11月28日の記事の治療経過を報告します。
          
          この記事の後、3回治療を行った。
          腰痛の症状自体は軽減されているが、根本の原因である
          「冷え」の徴候がある。
          
          この患者さんは、毎朝布団から出るとすぐに足が冷え、
          それから1日中、足先が冷えていると初診時に話した。
          腰痛の症状に対する治療と、根本の冷えに対する治療を
          行うが、冷えの徴候が強くあまり効果が見られない。
          治療後、足先が温かくなるがその日の夜までしかもたない。
          
          治療の刺激量を少し変えて、治療を行った結果
          毎日朝から足先の冷えで苦しんでいたのが
          1週間ほど冷えがあまり気にならないとのこと。
          
          経過が良いとの事ですが、患者さんの意向もあり
          もう少し治療を続けていく方向へ。
          当院の方針、未病治が一番ですね。
          ここまで辛く悩んでいた冷えを少しでも改善し
          少しでも患者さんの悩む時間を減らせたということが
          治療家として、とても嬉しいことです!

          患者さんとしっかり話しながら、
          少しでも患者さんの力になれるように
          日々、進化していきます!

                       肩こり・腰痛・関節痛等
                箕面 サンパーソナル治療院
                       お気軽にご相談ください。
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症例報告小児はり

2014年
12月19日

小児はり アレルギー

<患者> 5歳 男の子

<主訴> アレルギー性皮膚炎 鼻症状 おねしょ

<所見> 目の痒み、肘、首、背中の皮膚炎が見られる。皮膚の状態は
     湿疹と掻き傷が顕著にみられた。あまり、薬を飲ましたくない
     とのお母さんの意見もあり受診されました。
     
     望診にて、背部の状態などから肺体質もみられた。
     病院でも、はっきりしないが喘息の兆候もあるとのこと。
     
     おねしょに関しては、年齢的素因、医学的な異常もない為
     楽しくチャレンジ。

<治療> 治療前にしっかりコミュニケーションをとってから治療室へ。
     仲良くなり、治療に対しての警戒心もほとんどなかったようで
     すんなり受け入れてくれました。
     今回はイチョウ鍼を使用し摩擦鍼を行い、上星と印堂にてい鍼を
     行った。
     
     治療中は、気持ちいいと言っておとなしく受けてくれました。
     治療後、目の感じがよくなり気分の良さそうな表情でした。
     経過を見ながら、家でも出来るように指導させてもらいました。

     三日間続けて治療を行った。
     その後、1週間あけての来院。
     
     肘、背中、首の皮膚状態はすぐに見てわかるほど軽減。
     特に肘の内側は赤らみも消失してきた。
     カサカサであった首筋も以前より改善。
     お腹の状態からか大腸経脈上に少し痒みがでていた。
     経過は良好である。
     また、おねしょも成功中とのこと!
     嬉しい報告でした。


   小児はりは、症状に対してだけでなく元気な病気のしない子になる!
   という目的にも効果的です。
  
                  
           箕面 小児はり サンスマイルプロジェクト
                    〜子育てママを応援します〜
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婦人科系の症状症例報告

2014年
12月18日

産後の尾てい骨痛

<患者>    30代前半   女性

<主訴>    産後の尾てい骨痛

<所見>    3人目の子供を産んで1ヶ月経った頃あたりから、
        椅子に座ると痛みがあり、
        ひどい時は歩けないくらい痛みがあった。
        現在、その頃に比べると症状は半分以下にはなったものの、
        座る時や寝返りをうつ時に痛みが出るために
        なんとかならないかと来院。

        なぜ、産後に尾てい骨に痛みがでるのでしょうか?
        
        女性の体は出産の際に、胎児が通りやすくなるように
        ホルモンの影響で骨盤周辺の筋肉や靭帯にゆるみを作ります。
        このゆるみにより、産道が広がる。
        しかし、出産は骨盤のゆるみ以上の負荷がかかり、
        骨盤周辺の筋肉や靭帯へ影響を出してしまう。
        その結果の1つとして産後の尾てい骨痛が起きてしまう。

        この患者さんの場合、
        骨盤全面にある恥骨結合部分にズレが生じ、
        その結果、骨盤後面の尾てい骨の部分に痛みが生じていたため、
        エクササイズにより骨盤の調整を行った。
        エクササイズと言っても
        ほんの少し運動を行うだけなのですが・・。
        その結果、椅子に座るだけで痛みがあったのが
        全く気にならなくなっており、
        これで気にせず床に座って授乳が出来るとの
        お喜びの声を頂きました。

                         妊娠・産後ケア等
                箕面 サンパーソナル治療院
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症例報告足と腰の疲れ内臓の疲れ

2014年
12月15日

腰痛

〈患者〉 30代 男性

〈主訴〉 腰痛
    
〈所見〉 起床時の起き上がりや、椅子からの立ち上がりの
     動作開始時に痛みが強く出る。
     各動作の中に代償動作を認める。座位での姿勢不良が著明。  
     うつ伏せで寝たときの起き上がりは特に痛みが強い。
     以前、他院でマッサージを受けた後に痛みで起き上がる事が
     出来なくなった事もある。
     
     諸検査を行い、問題解決への道筋をたてる。
     まず、呼吸が非常に浅い。痛みが出たからではなく
     それ以前からの問題であるとの言えるでしょう。
     呼吸の低下により、脊柱、肋骨、その他の関節、横隔膜、周囲筋の
     機能性の低下。
     代償動作の発生による、平衡の乱れなど。様々な異常が見られた。

〈施術〉 今回の施術に関しては、運動療法をメインに行った。
     呼吸の誘導運動、意識変換を行う。これにより、自律神経系にも
     効果的である。
     痛みの程度によっては、気をつけなければいけないことも
     ありますが。
     この、呼吸運動の意識一つでかなり緩和。使うべく筋肉、関節の
     受容器に働きかけます。
     その後、下肢の動きを調整し、最後に体幹の使い方の指導を行う。
     治療後の痛みはかなり軽減していた。
     ホームケアを指導し、経過観察。

     体の使い方は、非常に重要である。
     また、深部の安定性があってこその効果である。
     そこには、呼吸が鍵を握っていますね。

                        肩こり・腰痛・関節痛等
                箕面 サンパーソナル治療院
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