サンパーソナルタイムズ

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婦人科系の症状症例報告

2015年
1月14日

排卵前後の体調不良

<患者>  30代後半  女性

<主訴>  排卵前後の体調不良

<問診>  排卵前後約5日間で、体の調子が悪くなる。
      月経時に気になることは特にない。
      主訴の主な症状としては全身倦怠感・眠気・ほてり感・頭痛。
      その月によっては下腹部痛が強くなる時もある。

<所見>  月経周期:約28日周期で来潮し、約4日程で終了
      経血量:普通
      自然分娩で2回出産
      初診時はその月の月経から2日前に受診。

      この悩みを抱えている人は多く、
      症状が強い人は排卵前後〜月経2・3日まで
      体調が悪いまま続く人もいる。
      排卵は成熟した卵胞が裂けて卵子を放出することであり、
      人によっては痛みを感じる。
      これがいわゆる「排卵痛」です。
      このタイミングで痛みを感じれば「排卵痛」ですが、
      倦怠感を感じたり眠気を感じたりする人もいます。
      これが「排卵前後の体調不良」となります。

      今回、問診及び脈・舌・触診により
      「肝」と「脾」の調整を鍼灸で行いました。
      「肝」は血流を司る。この働きが弱まると気の流れも弱まる。
      体中に気を巡らし、不快な症状を治療していく。
      「脾」は食べ物から気を作り出す働きがあり、働きが弱まると
      気の量が少なくなる。さらにこの患者さんは
      冷えも強いため、体を温める治療及び
      毎回治療時に脈診・舌診・触診を行い体の調整をした結果、
      この方は治療3回目で(その都度、脈・舌・触診により
      治療を変えた)結果、倦怠感・眠気・頭痛の症状が緩解した。
      患者さん自身も最近体がポカポカしているし、
      治療を受けて良かった!と言っていただけました。

      セルフケアとしては体をまず冷やさないこと!
      生活の質が良くなってからは冷えやすい状況が
      多くなっています。冷えが体に入り込むのを
      出来るだけ抑えるのが大事ですね!

      月経は女性が毎月体と向き合える時間です。
      女性は毎月の生理で自分の体調の善し悪しが分かり、先月先々月と
      比較することができるため、男性よりも
      体を見直せるチャンスが多いのです!!!
      これを機に一緒に考えてみませんか?
      
      毎月の生理に対する不安やお悩み
      どんなことでも相談してください。

                      内臓の疲れ・婦人科のお悩み等
                箕面 サンパーソナル治療院
                       お気軽にご相談ください。
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首・肩・腕・背中の疲れ症例報告

2015年
1月10日

背中の痛み

<患者> 30代 男性

<主訴> 背中の痛み

<所見> 仕事でデスクワークが多く立ち上がりの際に
     背中が痛くなるとのこと。
     また、常に違和感を感じ時々つりそうになる。
     姿勢の不良が著明に見られ、本人も気になっている。
     特にここ数ヶ月で体が変わってしまったような感じと。
     内臓からの痛みも、考慮にいれ検査を行う。
     動作時の痛み、特に体幹伸展時の痛みが顕著であった。
     また、呼吸が浅く肋骨の動きの制限がされている。
     その為、様々な随伴症状もみられた。
     
     各検査を行い、運動器による背中の痛みと評価をした。

<施術> まずは、やはり呼吸から。呼吸により、横隔膜・肋骨など
     を意識してもらいしっかりと大きな胸郭運動改善。
     クローズ(内側に入る運動)の動きが多く、オープンな
     動きにかなりの制限があったため、これも胸郭を広げる
     運動。その後、胸椎の回旋運動を誘導し行う。
     始めは、痛みを伴いながらの動きであったが数回繰り返す事で
     痛みが軽減。姿勢を意識しながらの行うのでいかにうまく体を
     使えていないかを実感してもらえる。
     また、運動により改善を行う場合はセルフケアの指導にもなる 
     ので、患者さん自身でも行う事が出来る。

     施術後は、立った時の姿勢が明らかに変わっていた。
     動きの中の痛みは少しは残るも、ほぼ消失。
     どうしても、クローズの動きしかない事が多いので
     オープンな動きを取り入れるのは、非常に大切ですね。
     もちろん、自分自身でケアできると一番良しです。

                        肩こり・腰痛・背部痛等
                箕面 サンパーソナル治療院
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婦人科系の症状症例報告内臓の疲れ

2015年
1月8日

冷え・月経不順・アトピー性皮膚炎  No.2

<患者>  30代  女性

<主訴>  #1 冷え
      #2 月経不順
      #3 アトピー性皮膚炎

<治療3回目の所見>  
      12月25日にあげた記事の経過報告。

      #1 鍼灸治療を受ける前までは
         体の内側から冷えるような感覚が常にあったが
         現在、冷えは自覚しているものの
         体の内側から冷えるような感覚には
         ならなくなっている。

      #2 前回時の月経より2ヶ月程経とうとしているが
         現在も月経前に起こる「胸の張り感」は
         感じてはいない。

      #3 肘の痒みはほとんどなくなり、
         前回、痂皮があった場所も消失していた。
         就寝中に無意識で掻いていた前頚部も
         赤みが消失し、わずかに痂皮が残っている状態に
         落ち着いている。
         引き続き自宅でティースプーンでの
         セルフケアを継続してもらい、経過観察。

      鍼灸治療を3回行った結果、
      この様な経過をたどることができた。
      今回、脈の状態が前回と違い、
      脈に抵抗感を感じることができた。脈の抵抗感は
      脈を押した時に感じるもので、この患者さんは初診時、
      抵抗感がほとんど感じられなかった。
      この変化は脈の中に流れている気や血の量が多くなったためで、
      簡単に言うと体が前回の状態よりも元気になっていることを
      意味しています。
      そしてアトピー性皮膚炎の経過が良かったのは、
      ローラー鍼で皮膚に影響を与える経絡に刺激を与えたことで
      痒みが落ち着き、何よりも患者さんが積極的に自宅でセルフケアを
      続けてくれたことがここまでの結果が出たのだと思います。
      また、月経不順においては少し治療期間が必要です。
      月経の異常がある中でも、確実に体が変化していることを
      患者さんも感じておられるので、今後の経過を見ながら
      治療を進めていきます。

                    内臓の疲れ・婦人科のお悩み等
                   箕面 サンパーソナル治療院
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症例報告小児はり

2015年
1月7日

小児のX脚 O脚

今回は、以前に何件か相談を受けたので親御様向けの
簡単な子供の発育におけるX脚O脚についてのお話です。

最近では、世間でもX脚O脚矯正等をよく目にするせいか
子供の状態までそうでないかと思われる方が多いようです。

小児からの発育において、簡単に説明すると
生理的変形によるX脚O脚というものがあります。
0〜3歳位まではX脚
3〜6歳位まではO脚
だいたいですが、7歳以降自然な角度に形成されていきます。

ケースによっては病的な変形があるものもあるので安易に
見逃す事ができませんが、実際は生理的変形によるものが
大半であると言われます。
発育過程において改善されることが期待できるので、さほど
気にされる事はないかもしれません。
年齢的な部分からの異常や過剰な変形は検査も必要な場合も
ありますが。

すごく心配される方もおられますので子供の発育過程に
おいての簡単な知識があると少しは安心かもしれませんね。


小児はりは、症状に対してだけでなく元気な病気のしない子になる!
と、いう目的にも効果的です。
                  
            箕面 小児はり サンスマイルプロジェクト
                     〜子育てママを応援します〜
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婦人科系の症状症例報告

2014年
12月25日

冷え・月経不順・アトピー性皮膚炎

<患者>  30代  女性

<主訴>  #1 冷え
      #2 月経不順
      #3 アトピー性皮膚炎

<所見>  #1 昔から、常に手足(特に足首〜足先)に冷えを感じていた。
         上半身にほてりは感じない。
         
      #2 5年程前までは32日周期で規則的であったが、
         それ以降2・3ヶ月に1回となった。原因不明。
         経血量は5年前とほとんど変わらず、
         月経痛はそれほど感じない。
         とにかく不規則な月経のペースを整えたい。

      #3 発症は幼少期で、大人になって落ち着いていたが、
         最近また痒みが出だして、日中は痒くても
         掻かないように努力しているが、
         寝ている時に無意識に掻いてしまい
         朝起きると肌に赤みや傷跡ができている。
         ステロイド使用はなし。
         特に前頚部・肘部に発赤及び痂皮を認める。

      脈:虚・沈   舌:白苔・舌先に紅点・舌下静脈怒張
      墓穴診:中脘に圧痛

<見解>  腎陽虚として鍼灸治療を行った。
      さらにアトピー性皮膚炎には、脾経に鍼灸治療を行った。

      「腎」は生殖機能と深く関わっているため、
      「腎」の機能が低下すると、生殖能力に影響が出る。
      「腎」には「腎陰」と「腎陽」があり、
      ・「腎陰」は体を冷やす作用
      ・「腎陽」は体を温める作用     がある。

      この患者さんの場合は「腎陽」が虚する(少なくなる)ため、
      体を温める機能が低下し、体を冷やす「腎陰」が
      相対的に増えることで、冷えが起きた。
      さらに「腎陽」が低下すると諸臓器に影響を及ぼすため
      その結果血の生成が上手くいかず、
      月経血が作られなくなり月経が遅れる。

      アトピー性皮膚炎は2つの臓器「肺」と「脾」が重要で
      この2つは水分代謝に関わっている。
      今回治療に使った「脾」は食べ物から水分を吸収し、
      吸収した水分を体に巡らせ、皮膚や臓器に潤いを与えている。
      この働きが低下すると皮膚に潤いがなくなるため、乾燥し痒くなる。
      今回はローラー鍼(接触鍼)を使い経絡に刺激した。
      そして自宅では、ティースプーンをローラー鍼の代用として使い、
      同部位を刺激してもらった。

<治療2回目>
      冷えは感じるが前回の治療時よりも、だいぶ冷えの程度は
      軽減してきている。
      また、何よりも冷えが気にならない日が1日でも出来たことが
      嬉しいとおっしゃられていた。
      アトピー性皮膚炎は前頚部の赤みは
      あまり変化は見られなかったが、肘部の赤みは消失し、
      痂皮だけが残っていた。
      
      今後も継続して治療し、患者さんと話し合いながら
      健康増進のサポートが出来るようにしていきたいと思います。

                      内臓の疲れ・婦人科のお悩み等
                箕面 サンパーソナル治療院
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