冷え・月経不順・アトピー性皮膚炎 No.2
<患者> 30代 女性
<主訴> #1 冷え
#2 月経不順
#3 アトピー性皮膚炎
<治療3回目の所見>
12月25日にあげた記事の経過報告。
#1 鍼灸治療を受ける前までは
体の内側から冷えるような感覚が常にあったが
現在、冷えは自覚しているものの
体の内側から冷えるような感覚には
ならなくなっている。
#2 前回時の月経より2ヶ月程経とうとしているが
現在も月経前に起こる「胸の張り感」は
感じてはいない。
#3 肘の痒みはほとんどなくなり、
前回、痂皮があった場所も消失していた。
就寝中に無意識で掻いていた前頚部も
赤みが消失し、わずかに痂皮が残っている状態に
落ち着いている。
引き続き自宅でティースプーンでの
セルフケアを継続してもらい、経過観察。
鍼灸治療を3回行った結果、
この様な経過をたどることができた。
今回、脈の状態が前回と違い、
脈に抵抗感を感じることができた。脈の抵抗感は
脈を押した時に感じるもので、この患者さんは初診時、
抵抗感がほとんど感じられなかった。
この変化は脈の中に流れている気や血の量が多くなったためで、
簡単に言うと体が前回の状態よりも元気になっていることを
意味しています。
そしてアトピー性皮膚炎の経過が良かったのは、
ローラー鍼で皮膚に影響を与える経絡に刺激を与えたことで
痒みが落ち着き、何よりも患者さんが積極的に自宅でセルフケアを
続けてくれたことがここまでの結果が出たのだと思います。
また、月経不順においては少し治療期間が必要です。
月経の異常がある中でも、確実に体が変化していることを
患者さんも感じておられるので、今後の経過を見ながら
治療を進めていきます。
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