サンパーソナルタイムズ

婦人科系の症状症例報告

2014年
12月10日

下半身の冷え・生理期間が長い

<患者>     40代前半   女性

<主訴>     #1 下半身の冷え
         #2 生理期間の延長

<所見>     #1 かなり以前から感じており、特に下半身によく感じる。
         上半身にほてり感覚はない。就寝前にお風呂に入っても
         すぐに足が冷たくなって、なかなか寝つけない。
         
         #2 3ヶ月程前から生理の状態がガラッと変わった。
         生理周期:約50日
         生理期間:約2週間
         経血量:後半になるほど、経血量が増える。

         それ以前までは約28日周期で約5日ほどで終了していた。
         気になって婦人科に受診したが、検査を受けても
         器質的な異常は見られなかった。
         3ヶ月前に体調の変化を与えるような
         ストレスは思い当たることがない。
         
         脈:細 滑   舌:静脈怒張

<治療>     冷え及び体質改善目的に鍼灸治療を行った。

<見解>     生理の状態は体調の変動に影響されることが多く、
         今回は自分の意識に及ばない内にストレスにさらされてしまい、
         それが表立った症状ではなく、生理に影響したと思われる。
         今後の治療としては自分の体に向き合ってもらうことで
         より明確に原因解明していきたい。

         今回は自宅での入浴の仕方を指導しました。
         HSP(ヒートショックプロテイン)療法といい、
         体に熱ストレスを加えることで産生・増加する細胞で、
         免疫機能を高めたり、ストレスや傷害への防御作用が
         効果としてあげられます。
         なによりもお風呂につかるだけで簡単に実践できるところが
         お手軽でいいですよね。
         やり方は簡単で、お湯の温度を40度〜42度に設定し、
            ・40度なら20分ほど
            ・41度なら15分ほど
            ・42度なら10分ほど
         目安はこのくらいで入浴してもらいます。
         HSPは入浴後2日後がピークで増加しますので、
         TPOに合わせて入浴を行うのもいいですね。
         傷害の防御作用もあるため、久しぶりに運動する2日前とか
         普段体を動かしているけれど、激しい運動をする2日前とかに
         合わせて入浴すれば、筋肉痛や疲労が残りにくくなります。
         熱ストレスを加えることで体の水分も奪われてしまうため
         しっかりと入浴前後に水分補給を行うようにしてください!

         この患者さんは冷え症もあったため、
         保温効果とストレスに強くなる体作りを
         するために自宅でのケアとして
         入浴方法を少し変えさせていただきました。
         こういった少しの気づきやケアの仕方で
         毎月の生理で悩む女性を1人でも多くサポートしたいと
         思っております。

                       内臓の疲れ・婦人科のお悩み等
                箕面 サンパーソナル治療院
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