サンパーソナルタイムズ

症例報告内臓の疲れ

2015年
1月29日

胃部膨満感

<患者>  40代  男性

<主訴>  食後にとにかく胃が張る

<所見>  2ヶ月程前から特に思い当たる原因もなく、
      食べる量も多くないのに
      食後に胃がとにかく張るようになってきた。
      仕事中も気になって集中できないために近隣病院に
      検査に行くも特に異常がなく、胃薬を処方され服用している。
      痛みはなく、張り感のみ。食後3時間ほど経ってもまだ張りが
      残っているため、運動(散歩)するようになった。
      胃薬を飲んでもほとんど改善されないため、
      鍼灸でなんとかならないかと来院された。

      痛みはなく張り感のみ。
      その他の症状:眼精疲労・目の乾き・気分の落ち込み
      排便:1回/日 多いときで2回/日
      食欲:あり。
      圧痛部:巨闕・中脘・天枢
      脈:弦  

<治療>  所見から「肝脾不和証」として鍼灸治療を行いました。
      東洋医学で肝は「疏泄を主る」と言われ、血の流れや気の流れを
      主どっており、脾は主に消化器全般で現されることがあります。
      脾は「運化を主る」と言われ、体内に入った
      食べ物や水分を全身に巡らせる働きがあります。
      そして「肝」と「脾」の関係はすごく深く繋がっており、
      その分、影響しやすくなってしまいます。
      そのため、どちらか1つでも機能が低下すると、
      「肝」と「脾」は同時に機能が失調しやすい性質があります。

      今回の患者さんは「胃部の張り感」ということで、
      消化器の症状で「脾」、随伴症状が「肝」の症状ということで
      まさしくこの2つの機能の失調が起きて
      症状が出てきた症例となりました。

      この患者さんは5回目の治療を終えて
      食後の張り感は少し出るものの、胃薬を飲まなくても
      運動のみでコントロールできるようになり、
      7回目の治療を終えた時には、目薬がかかせなかった
      眼精疲労や目の乾きも気にならなくなり、目薬をさしていない日が
      続いているし、鍼灸をすると気分がスッキリする!
      との嬉しいお声をいただきました。

      東洋医学は内臓からくる症状も対応することができます。
      お悩みの方は是非1度ご相談ください。

                      内臓の疲れ・婦人科のお悩み等
                     箕面 サンパーソナル治療院
                     お気軽にご相談下さい。
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